「過去と現実。 約 15年間にわたって阿寒湖での2週間マラソンフィッシングを続けている私だが、明確な記憶として残っているのは特定の条件下で発する数時間にわたって永遠と入れ食いモードが続く夢のような場面のみである。
そんな楽しい思い出とは真逆の全然つれなかった日の思い出はなるべく早く忘れるようにしているが、昨日と今日のように朝まずめの2時間で一発もアタリが取れなかった時は記憶のゴミ箱に閉じ込めたはずの苦しい思い出がトラウマのように蘇ってくる。
マラソンフィッシング最初の週の絶好調モードとは裏腹に今週に入ってから阿寒湖の状況は明らかに変わってきた。 魚の餌取サイクルは散発なユスリカのハッチがクラスターとなって流れ出す昼以降に集中し、午前中はたまにシャローエリアに回遊してくる魚をこつこつと釣り続ける持久戦的なモードに変化していた。
過去と現実。 どうやら私のロングランフィッシングの最終ステージは過去に何度も経験したかなりタフな状況になりそうである。 それでも今日の水揚げは17匹。朝の時点では一桁台の水場を覚悟していたが日中数時間サンスイツアーメンバーの林さんのショートタイムガイド、夕まずめは杉坂ファミリーと合流しみんなにお立ち台の石までの誘導ガイドをして釣りをしていたにもかかわらずそれなりの結果を出すことができた。
今日の思い出は私にとって良い思い出となるのか、それとも悪い思い出となるのか?
過去と現実。おそらく来年の阿寒湖チャレンジで苦しい状況になったとき、過去となった今日の現実が走馬灯のように私の頭の中で蘇るのだと思う。
先日から再び寒い日が続いたため各ポイントの水温は10度台まで低下。 冷たい風が吹き荒れると表層水温が下がっていた模様で、今日のタックルはTYPE2に逆戻りしてしまった。
今週末輪島さんのブログの読者の皆様が阿寒湖に訪れるまでに状況が好転するようにうーとーとーぅ。 お休みなさい💤 泉 」