8月の上旬にあまりの暑さに入渓を躊躇してから台風と雨が続いて河川の濁りが取れず、今日までじっと我慢していました。
やっと各河川の水量も落ち着き、濁りもドライの釣りができる状況になってきました。
遠征は明日からにして、今日は一日近くの川で肩慣らしです。
ここは釧路の老舗ガイド”釣らせ屋望月”さんの好きなところ。
時間があるので初めて上流へ釣りあがります。3時間もあれば出られるでしょう。
今日は明日からの釣行に備えて、レッドレッグホッパーへの反応を見てみようと思っていて、最初からこのフライを結んでいます。
(手前がレッドレッグホッパー#8、奥はマシュマロビートル#6)
まめに叩いていますが、入渓から1時間以上経過しても反応は鈍く、#8フライが食いきれないようなサイズばかり。
2時間ほど上がるとちょっと渓相が浅瀬ばかりから深場が目立つようになってきて、釣れるサイズも少しアップ。
それでも、ホッパーへの反応はいまひとつに感じたのでマシュマロビートルに変更。
すると反応が一変、派手に出てがっちり食ってます。
そのうちここぞのポイントが見えてきました。
ここにはいるでしょう。釣りになる状態になって日が浅いので、あまり釣り人は入っていなのですれてもいない筈。
20~30mの流れを下からじっくり攻めていくと、狙い通りに出てきました。この川ではいいサイズです。
一匹、2匹。最後の瀬から深場になる付近からは予想外の一匹が現れました。
40チョイですけど、この小さな流れにこのサイズはいないと思っていたので嬉しかったです。
この後にも野性味あふれる元気一杯の一匹も出て、さすが望月さんが好む川と感心しました。
まだまだ、釣り上がりたかったのですが、この時点で4時間が経過。時間が無くなりましたので、3分の1ほど手を付けられずに出渓点を目指して歩きました。
竿を出したい流れがたくさん見えましたので、またいつかチャレンジしてみようと思います。
マシュマロビートルはまだまだいけそうですよ。フライボックスに忘れずにね。